この計算機について
この計算機は教育目的のみのものであり、投資助言ではありません。先物ポジションはそのまま保有できません。直近限月が満期を迎えたら、それを売って翌限月を買います。その2つの価格差は、ロールごとに利益またはコストとなります。直近限月が翌限月より高い場合(バックワーデーション)は、高く売って安く買うため、ロールがあなたに支払います。翌限月が高い場合(コンタンゴ)は、安く売って高く買うため、ロールがあなたから徴収します。
過去のリターンは将来の結果を保証しません。ロールイールドはトータルリターンではありません。コモディティファンドは、プラスのロールイールドを稼ぎながらも、スポット価格が下落すれば損失を出すことがあります。また、マイナスのロールイールドを支払いながらも、スポット価格が十分に上昇すれば利益を出すことがあります。このページはロールだけを価格付けするため、カーブの効果がトータルリターンに埋もれずに見えてきます。
使い方
- 直近限月の価格を入力します。保有している限月です。
- 翌限月の価格を入力します。ロール先の限月です。
- 年率換算のため、2つの限月間の日数を入力します。
- 1回あたりのイールドを読み、次に年率換算の数値を読みます。プラスの数値はバックワーデーションがあなたに支払っていることを、マイナスの数値はコンタンゴがあなたから徴収していることを意味します。表は、翌限月の価格が変わるとイールドがどう動くかを示します。
計算式
比率の形が重要です。直近限月を売って翌限月を買うと、直近 / 翌月の価値分のエクスポージャーが残ります。そのため、1回あたりの利益は比率から1を引いたものであり、ドル建ての価格差を直近価格で割ったものではありません。年率換算は、同じ価格差で1回のロールを1年に換算したものです。カーブの形が毎回繰り返されることを前提としていますが、実際のカーブはそうはなりません。そのため、年率換算の数値は予測ではなく、年率ペースとして捉えてください。手数料、売買スプレッド、マージンの資金調達は除外されています。
計算例
直近限月価格$100、翌限月$98、限月間の日数30日の場合、市場はバックワーデーションであり、価格差は$2.00です。1回あたりのロールイールドは100 / 98 − 1 = 2.04%です。毎回同じ価格差で年率換算すると、2.04% × 365 / 30 = 年率24.83%となります。カーブをコンタンゴに反転させると(直近$100、翌月$102)、1回あたりのイールドは100 / 102 − 1 = −1.96%、年率換算で−23.86%となります。スポット価格の変動がなくても、ロールにより月にほぼ2%のコストがかかります。同じ$2の価格差でも符号が逆であり、符号がすべてです。
出典: 1回あたりのロールイールド = 直近限月価格 / 翌限月価格 − 1、年率換算 = 1回あたりのイールド × 365 / 限月間の日数。価格はユーザーが入力します。ライブの先物データは取得しません。契約サイズ、手数料、マージンは除外されています。 最終更新: 2026年10月.
よくある質問
ロールイールドはトータルリターンと同じですか?
いいえ。先物のトータルリターンは3つの要素からなります。スポット価格の変動、ロールイールド、担保として差し入れたマージンのリターンです。この計算機は真ん中の要素だけを示します。急なコンタンゴにあるファンドは、コモディティ自体が横ばいでも、ロールイールドを何年も垂れ流すことがあります。
365 / 日数で年率換算するのはなぜですか?
ロール間隔の異なるカーブを1つの尺度で比較するためです。月次ロールと四半期ロールは、1回あたりでは比較できません。年率換算の数値は、毎回同じ価格差であることを前提としています。実際のカーブは急になったり平らになったりするため、予測ではなく年率ペースの例示です。
ドル建ての価格差ではなく比率を使うのはなぜですか?
ロールは再投資だからです。直近限月の売却代金で翌限月を買います。翌限月が安ければ、ロールした1ドルあたりのエクスポージャーは増えます。直近 / 翌月の比率はまさにそれを捉えます。ドル建ての価格差だけでは価格水準に応じた調整ができません。
ロールイールドがゼロとはどういう意味ですか?
直近価格と翌月価格が等しい、つまりフラットなカーブです。ロールはあなたに支払うことも徴収することもなく、先物のリターンはスポット価格の変動と担保リターンだけとなります。フラットなカーブは、限月の満期付近や季節の転換点付近でよく見られます。
このロールイールド計算機はどんな計算式を使いますか?
1回あたりのロールイールド = 直近限月価格 / 翌限月価格 − 1;年率換算ロールイールド = 1回あたりのイールド × 365 / 限月間の日数 比率の形が重要です。直近限月を売って翌限月を買うと、直近 / 翌月の価値分のエクスポージャーが残ります。そのため、1回あたりの利益は比率から1を引いたものであり、ドル建ての価格差を直近価格で割ったものではありません。年率換算は、同じ価格差で1回のロールを1年に換算したものです。カーブの形が毎回繰り返されることを前提としていますが、実際のカーブはそうはなりません。そのため、年率換算の数値は予測ではなく、年率ペースとして捉えてください。手数料、売買スプレッド、マージンの資金調達は除外されています。 このページの計算例では、実際の数値を使って計算式を段階的に適用しているので、手計算でも検証できます。